Vine Linux Install Memo on VAIO PCG-SRX7

Index

1. Before Installation
2. During Installation
3. After Installation
4. 問題点
5. VMware

Before Installation

• 以下の構成に partition を切り直し，Windows XP を re-install した．

  /dev/hda1    6G    c:        NTFS 
  /dev/hda2    1G    /         ext3
  /dev/hda5    .5G   swap
  /dev/hda6    8G    d:        NTFS
  /dev/hda7    3G    /usr      ext3 
  /dev/hda8    4G    /home1    ext3 
  /dev/hda9    3G              ext2
  /dev/hda10   3G              ext2
  

During Installation

• /dev/hda10 に Vine の CD-ROM image を持ってきて，hard disk から install した．(ISO image をおいておけばよい．)
• lilo の引数として nousb を指定する．これをしないと，立ち上げ時に murasaki.usb で止まってしまう．あるいは，/etc/lilo.conf に append = "nousb" を追加して， /sbin/lilo を実行する．
• Linux の起動は，install 後， MBM の FD image を利用する．MBM で起動したあとは，その partition で 起動されるようになるため，それ以降はこの FD は特に必要ない．
• Emacs の post-install 処理で，anaconda が exception を起こしてし まうため，Laptop - Emacs で install した．

After Installation

• postfix を動かすため，/etc/sysconfig/network を /etc/hosts も書き換え，ドメイン名を含むホスト名に変更す る．あるいは，/etc/postfix/main.cf の myhostname を定義 する．
• /etc/sysconfig/keyboard の KEYTABLE を us_Ctrl_CAPS に変更し，Ctrl と Caps Lock の交換 を行う．でも，この状態では，Windows 2000 + VMware で Linux を立ち上げたときに，Control Lock になってしまうため，その場合は このページの以下のVMware 導入時の注意を参 照．
• /etc/aliases の書き換え後，% newaliases．
• 以下のパッケージを install．

  emacs 関係
  samba
  rsh-server
  

• VinePlus の以下のパッケージを install

  gcc-g77
  Mule-UCS
  xlHtml
  wv (libwmf)
  ndtpd (eb)
  lookup
  openldap 関係
  freefonts
  psutils
  a2ps
  html-helper-mode
  xpdf
  gnuplot
  gnumeric
  ftpmirror
  pips-PM900
  mpich 関係 (Oh, jumpshot not included.)
  

  ndtpd では，/etc/ndtpd/ndtpd.conf の作成と， /etc/services に ndtp 2010/tcp の追加と， 起動script も別途必要となる．起動script は /etc/rc.d/init.d にいれ，# chkconfig ndtpd on とする．
• 以下はパッケージにはないが必要なもの．

  jdk * (IBM Java2)
  acroread (+ jpnfont) *
  Wnn6 *
  xv * (patch)
  BLAS, LAPACK
  VMware
  

• 辞書の整備．
• # printtool によるプリンタの設定．
• ppxp の qdial で access point の設定．# ppxpadduser username として，tty と uucp の group に所属することを お忘れなく．

問題点

VMware 3.1 (Host WinXP，Guest Linux，physical partition) 導入時の注意

• 3.1.1 以降にしないと，physical partition から boot できない．
• SAMBA を利用するため，hostname を Linux と Windows XP で別の名 前にする．smb を立ち上げるためには hostname が gethostbyname で ひける必要があり，/etc/sysconfig/network および /etc/hosts の設 定が必要となる．また，# smbpasswd -a username で，samba ユーザを作成することをお忘れなく．また，default では新規ファイル に必ず実行パミッションがついてしまうため，/etc/smb.conf (の [homes] セクション)に

      create mask = 0644
  

  を追加する．
• /etc/X11/XF86Config-4.vm の FontPath から TrueType のエントリをコメントアウトする．そうしないと， font がいろいろ見つからない． また，真ん中のボタンを利用可能とするため，Section "InputDevice" の mouse の方の

      Emulate3Buttons
      Emulate3Timeout    50
  

  をコメントアウトする．
• VMware で起動した Linux の時間を合わせるため， vmware-toolbox で Host OS との時間の同期をとる設定にする． また，Win2K の時間を合わせるために TClock を利用している． 桜時計というのもあるらしい．
• Ctrl と CAPS の問題．これは，やっぱり Windows XP で変えて，Linux では何もしないという解しかなさそう．この場合，単に Linux を boot するときは us_Ctrl_CAPS なので dualconf で keymap を us と変更した．Windows XP では AltIME を利用している．
• dualboot で Linux を boot 時のメッセージがウザイので ifcfg-eth0 を書き換えるよう dualconf を変更．
• 上二点の VMware 2.0.4 に対する変更点は /etc/dualconf.org.patch と /etc/dualconf.vm.patch． このとき ifcfg-eth0.vm を作成する必要がある．
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