機械語によるプログラム作成を実際のマシン上で実習しながら、計算機の構成 を命令セットアーキテクチャレベルで説明する。命令実行の仕組み、演算命令、 制御命令、アドレッシング、入出力、割り込みなどを含む。
この講義はコンピュータとアセンブリ言語のプログラミングについての基本的 な知識を身につけることが目標です。ほとんどのプログラムは、Cを初めとす るプログラミング言語を使って書かれていますので、アセンブリ言語すなわち 機械語を直接プログラミングする機会は少なくなっていますが、コンピュータ がどのようにして動作しているかを理解するにはアセンブリ言語を理解するこ とは重要です。
対象マシンとしては、皆さんが演習室で つかっているマシンのプロセッサx86を使います。このマシンのアーキテクチャ は必ずしも、初心者がアーキテクチャを学習するのに適しているアーキテクチャ とはいえませんが、「生の」マシンを体験してもらうために、x86のプロ セッサを対象にしていきます。
この講義は、以下のような内容・順番で進めます。(前半:佐藤、後半:朴)
演習課題の提出、試験、資料について:
kikaigo宛に、subjectをhpcs.cs.tsukuba.ac.jp
kikaigo-kadai 課題番号の形式で、提出すること。subjectがこの形式でない場合には、無視される可 能性があるので注意すること。
http://www.hpcs.cs.tsukuba.ac.jp/~msato/lecture-note/kikaigo2005/contents.html
http://www.hpcs.cs.tsukuba.ac.jp/~taisuke/kikaigo2005/