以下の2つの課題について、両方解答して下さい。
現時点で世界最高性能を持つスーパーコンピュータ Roadrunner (Los Alamos National Laboratory) について、インターネット上の情報や文献を調べ、システムアーキテクチャ(計算ノードやネットワーク、メモリ等)、構成と規模、システムソフトウェアの特徴、主な用途(アプリケーション)、性能(Linpack性能及び主要アプリケーションでの実効性能)についてまとめなさい。また、一般的なPCクラスタ(例えばT2K-Tsukuba)と比較し、スーパーコンピュータとしての機能・性能について論じなさい。
1000×1000のサイズの行列積を行うプログラムを、ブロック化やループアンローリング等の手法を用いてできる限り最適化し、演算性能(GFlops 値)を測定しなさい。測定には身近なコンピュータ(研究室のPCや個人所有のPC等)を用い、PCそのものの性能が必ずしも高性能である必要はありません。また、結果にはPC自体のスペック(CPUの種類、動作周波数、メモリの種類や周波数等)も示してください。 (最終回の講義で、「HPL」と言いましたが、これは「行列積」の誤りでした。申し訳ありません。)
2つの課題を両方解答し、1つのファイルにまとめて下さい。ファイル形式は PDF(これを推奨します)、Postscript、Microsoft Wordのいずれかとします。表・グラフ等を用いることを想定しますので、プレーンテキストでの提出は不可とします。
メールはレポートのファイルを添付し、以下の要領で送ってください。
(上記でメールアドレスの [AT] を @ に置き換えてください)
Subjectは必ず上記のものでお願いします。これが違っていると、こちらでメールを見落とす可能性があります。
メールを受信したら、24時間以内(土日を除く)にこちらから確認メールを返送します。もし24時間を過ぎても確認メールが届かない場合は、上記アドレスに問い合わせて下さい。その際、元メールを送信した日時を明記して下さい。また、確認メールが来ないからといって、無闇にレポートメールを再送しないで下さい。複数届くと、こちらでどれが正しいものなのかわからなくなってしまいます。
レポート提出メールは、必ず自分にもCc等で送っておき、保存して下さい。 もしメールのトラブル等でこちらに届かなかった場合、締め切りまでにちゃんと送ったという証拠になりますので、内容文だけでなくヘッダを含めた完全な形で保存しておいて下さい。
平成20年3月6日(金)17:00までにメールを送ってください。これを過ぎたものは減点対象となります。
レポート課題についての質問は、レポート提出先アドレスにメールで問い合わせて下さい。