プログラミング序論II(情報学類、平成14年度、2学期 、木曜日 2時限)

この講義はプログラミングの基礎について身につけることが目標です。講義に は、プログラミング言語としてC言語を使いますが、C言語を覚えることが目 的ではありません。プログラムとは、計算機を行わせることを記述したもので す。どのような手順で行うかを記述したものをアルゴリズムといいますが、プ ログラミングの真髄はアルゴリズムの記述の仕方を身につけることです。手順 だけでなく、一つ一つの手順で操作するためのデータを計算機上でどのように 表現しておくかも重要です。これをデータ構造といいますが、いろいろな基本 データ型、配列、後半で現れる構造体はこのデータ構造を表現するために使い ます。

この講義は、以下のような内容・順番で進めます。

  1. プログラミング序論Iのおさらい、配列、文字と文字列
  2. 多次元配列
  3. 関数とは
  4. 関数、再帰、局所変数と大域変数
  5. ポインタと計算機の仕組み
  6. ポインタ
  7. 構造体とは
  8. 構造体とデータ構造
  9. ポインタと構造体
  10. 入出力

講義資料